10月28日(日) 美波町の飲ませサビキ釣り

やってきました アオリのシーズン。

お久しぶりです、源洋丸。

お船がイカ墨で汚れていませんが…



今シーズンは7月の大雨、8月9月と大型台風の直撃のせいか

アオリの新子にかなりのダメージがあったようで

瀬戸内エリアでも太平洋エリアでもアオリは釣れていない。


アオリが釣れていない上に

明け方まで月が赤々と出ていた

おまけに台風の影響でうねり2.5m



岩に打ち付ける巨大なサラシ

おまけに潮はほとんど動いていないようで

アオリ釣れる気がしません。



瀬戸内海に慣れた方でも

未経験者なら一発で酔いそうなドローンとしたうねりがお出迎え。


朝からアオリ2時間ほどやって 

船中3杯

1年で一番アオリの数釣ができるこの時期の朝のゴールデンタイムでこれでは…

私はアタリすらなし。




すぐ近くで青物が当たっているようなので

釣れないアオリは一旦お休みして

お土産確保作戦。



某船には裸王様のお姿が

今日も裸ですか。


夏場のイワシベイトの飲ませサビキと違って

冬場のサバベイトの飲ませサビキ釣り

釣り方はこんな感じ →  冬の飲ませサビキ(ブリ)

例年、この釣りは12月にするもんなんだけど

なぜかまだ10月だというのにビッグベイトのサビキ釣り

それも 水深60m台と例年の半分ほどのポイントで。

こんなことは初めてだ。



ベイトが付いたら皆さん 即ヒット!


私も流すたびにヒットするものの

お祭りをほどいている最中にバラシたり

サワラらしき魚に仕掛けごと持っていかれたり

途中ですっぼ抜けたりで

皆さん次々と釣り上げる中 私一人蚊帳の外で4流し連続スカ。



ようやくフッキング成功。

とちょっと大きいサイズかと思ったら



ダブルで付いていた。


ベイトは25〜30cmほどのゴマサバ。



同サイズのマルアジも掛かるが

ヒットするのはサバの方ばかり。


できるだけサバを掛けて マルアジを掛けないようにしないと。

市販仕掛けの多くは6本枝でフラッシャーを巻いている。

フラッシャーだと活性の高いアジがたくさん付いてしまう。

理想はサバを1匹だけ掛けてできるだけ速く底まで落とすこと。


自作の仕掛けは枝間を長めにとった4本枝で

あえてそれぞれ違ったパターンにしてみる。


仕掛けにメバル用のケイムラワームを付けたらサバがよく付く?



仕掛けは太くするほどバラシは少なくなるが

太くすればするほどベイトの付きは悪くなり

本命青物のアタリも減ってしまう。


高活性時は少々仕掛けを太くしても当たってくるが

活性が高くない日や時間帯では仕掛けが太いと全く当たらなくなってしまう。


船頭さんおすすめは8号の仕掛け。

ブリを狙うのであればかなり細いが

アタリを出すためにはとにかく細仕掛けなのである。

最終的な釣果の差は仕掛けの差といっても過言ではない。


昼過ぎて船頭さんから

「アオリ行きます?」

とお誘いがあったが、うねりはまだまだ続いているし

アタリ乏しいアオリよりは、アタリ多い青物しましょうと

アオリあきらめ宣言。



ベイトの付きが悪くなったので

アオリ用の小アジを付けて落とすと一発で来た。



同じパターンでもう一丁。



ちょっといい引きしていると思ったら



小ブリだった。


最後もまたダブルで締めくくり。



ベイトが大きくてハマチが呑み込めないのか

アタリはあるもののすっぽ抜けがやたら多かった。

アタリの数は釣り上げた魚の3倍いや5倍はあったかな。



最後までうねりは続き、疲れる1日だった。


釣り人6人で45本

各船大漁だったようだが アベレージでは源洋丸がトップだったようだ。


60Lでは入りきらなかったので

80Lにするべきだったか。



アオリには見向きもされなかったが

青物に救われた1日だった。



本日の釣果 ハマチ 〜82cm 9匹